kukkanen’s diary

障害年金で暮らす片づけられない女の日記

飲み忘れを防ぐ服薬カレンダーやピルケースのあれこれ

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薬の飲み忘れは老人だけの問題ではない

朝日新聞デジタル版*1によると、お年寄りの家で飲み忘れた薬が大量に発掘される問題を取り上げています。

日本薬剤師会は2007年、薬剤師がケアを続ける在宅患者812人の残薬を調査。患者の4割超に「飲み残し」「飲み忘れ」があり、1人あたり1カ月で3220円分が服用されていなかった。金額ベースでは処方された薬全体の24%にあたり、厚労省がまとめた75歳以上の患者の薬剤費から推計すると、残薬の年総額は475億円になるという。

飲めずに「残薬」、山積み 高齢者宅、年475億円分か:朝日新聞デジタル

飲み忘れといえば、こんなツイートを目にしました。

ストラテラというのはADHDに適応がある処方薬で、障害特性の一つである「不注意」を改善するはずが、服用を失念してしまう人が多く、このような笑い話を生み出しています。

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服薬カレンダー

朝日新聞の記事では、薬を管理する方法の一つとして「服薬カレンダー」の存在を紹介しています。

曜日別の袋に薬を入れる「服薬カレンダー」に入れ、台所の壁にかけた

一般に「服薬カレンダー」と呼ばれるものは複数のタイプがあり、ネット通販などで買えるものをいくつか紹介します。

1ヶ月分タイプ

ポケット1つが1日分に割り当てられています。服用回数が1日1回の人なら、この商品がシンプルでよいかもしれません。

ポケットサイズは75mm四方と大きめなので、薬の他にメモなどを入れておくこともできます。

2週間(1日4回)タイプ

朝・昼・晩・寝る前のように1日4回服用する方向けです。縦軸は曜日が記載されており、2週間分の薬をセットすることができます。

トラベルバッグ型(3回*1週間)

こちらも壁掛けタイプですが、ポケットにファスナーがついており、折りたたんで(幅260×長さ145×厚み20mm)持ち歩くことができます。

箱型(4回*1週間)

壁にかけるのは「インテリアデザイン的にちょっと・・・」という方は、"ピルケース"で検索するとさまざまなサイズの商品が見つかります。

アラーム付き(1日4回)

服用時刻を知らせるアラームを設定できて、1日分を切り離して持ち歩くことができます。外出が多い人におススメです。

携帯用(4回*1週間)

フランス製のおしゃれなケースに入ったコンパクトなピルケースもあります。

海外旅行用のピルケースを選ぶ際の注意点

日本国外への旅行を予定されている方は、渡航先の処方薬持ち込みに関する規則をよくご確認ください。

例えば、アメリカの場合は"診断書や処方箋のコピー"とそれを翻訳したものが必要で、製品名が印刷されているシートごと持参しなければいけません。

したがって、包装から取り出さないと保管できないといった小さなサイズのピルケースは海外旅行に向いていません

もし常習性のある薬物や麻薬(例:咳止め薬、精神安定剤、鎮静剤、睡眠薬、抗鬱剤、興奮剤)を持込む必要がある場合は以下の事をして下さい。

...(略)...

それらの薬物を元の容器に入れた状態で持込んで下さい。

「米国への薬物の持ち込みについて 」米国大使館 東京・日本

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