kukkanen’s diary

障害年金で暮らす片づけられない女の日記

JRや航空会社の精神障害者割引を実現するための署名を集めています

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精神障害者手帳でも全国運行されている交通機関の割引を受けたい

全国精神保健福祉連合会という団体が、以下の主旨で署名募集活動を行っています。

本年実施した全国家族会アンケート調査(対象は本人及び家族、集約数4,818)によって交通運賃割引制度から除外されてきた本人・家族の経済的・精神的な負担の実態が明らかになりました。

身体・知的障害者と同等に扱ってほしいという本人・家族の切実な願いにご理解・ご協力いただきますようお願い申し上げます。

seishinhoken.jp

それぞれの手帳で割引や助成が受けられる交通機関

ざっくり、まとめると3種類の手帳で受けられる割引制度は以下のようになります。

 精神障害者手帳療育手帳身体障害者手帳
バスや地下鉄などの地域限定交通機関
JRや航空会社など広域運行されている交通機関 ×

以前の記事にも詳しく書きましたが、療育手帳は基本的に知的障害を対象としており、一部の自治体のみIQが高い発達障害を含めています。したがって、例えばアスペルガー症候群やADHDと診断されても、住んでいる場所によって優遇される内容が異なります。

www.kukkanen.tokyo

アンケート「家族の願い」から

連合会が4,818人に対して行ったアンケートで得られた内容を抜粋します。 

交通費がかかるので退所

作業所などの施設に通う交通費の捻出が大変だというお話です。これは各自治体の裁量でバスや地下鉄など地域内の交通機関が割引または助成されているはずなのですが、それでも費用が負担になるということらしいです。

交通費が高いので遠出はしない。

色んなところへ行きたいし色んな物を見てみたい

社会勉強もしたい楽しみがないと希望がなくなる

仲間や家族とせめて1年に一度くらいは遠くへ旅行もしたい

身体障害者手帳や療育手帳を持っている人なら、JRや航空会社での割引対象になるのに、精神障害者は適用されないのは不公平だという主張です。

元気に出かけられるのなら、精神障害ではないのでは?というご意見も

mixiの双極性障害コミュで最近こんな書き込みを見つけました。やはり、精神の障害という特性上、知的障害や身体障害をお持ちの方と一緒くたに考えるのはいかがなものでしょうか、というのが一般の方はもちろん、障害者同士の本音でもあるという現実を改めて感じました。

同じ双極性障害者として、とある方と仲良くなりました。同じ県ということもあり、何回か会ったこともあります。

その方は私にはずっとうつ状態で外にも行けない。と事あるごとに訴えてきます。

でもmixiのつぶやきやブログを見ると『今日◯◯行ってきた♡超楽しかった」など、近場、遠い場所問わず旅行に行ったり、遊びに行ったりしているんです。

私と同じ双極性障害とは思えません。

その方は自立支援も受けており、手帳も持っています。 なので、「USJも半額で行けたー。」とか、 「ディズニーも優先で並べた」と自慢気に話してきます。

雑談トピック - 双極性障害「躁うつ病」コミュニティ - ソーシャル・ネットワーキング サービス [mixi(ミクシィ)]