kukkanen’s diary

障害年金で暮らす片づけられない女の日記

睡眠のリズムと歩数を一緒に記録できるリストバンドの機能紹介と代表的な商品の比較

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UP by Jawbone利用2年目で350万歩達成

今朝、気がついたら愛用しているUP by JAWBONEというリストバンドにこんな表示があり、購入した2013年8月3日からの累計歩数が350万歩に達したことがわかりました。

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アメブロで書いている kukkanen's cafe にほぼ毎日、UP by JAWBONEで計測したデータを公開しているので、これに関心を持った人からご質問いただくことがあります。今回はこのリストバンド型活動量計の機能を紹介します。

健康管理に役立つスマートデバイスの流行

もうすぐ、Apple Watchが発売されることから、"身に付けることで健康に関するデータをモニタリング"できるスマートウォッチが注目されています。

TechCrunchの記事によると、一番安いモデルとなるApple Watch Sportが42,800円、サファイアクリスタルや18金があしらわれたApple Watch Editionは128万円以上と報じられており、モニタリングしたデータを閲覧するのに最新VerのiPhoneが必要なことから考えても、初期投資のハードルが高い商品ではあります。

最先端をゆくスマートウォッチには手が届かなくても、私が使っているUP by JAWBONEのようなリストバンド型活動量計なら、5千円弱から入手可能です。

リストバンド型活動量計の基本的な機能

さまざまな商品が市場に出ており、それぞれの仕様が異なりますが、従来型の歩数計と比較したリストバンド型活動量計の一般的な機能と特徴を以下に挙げてみます。

  1. 歩数以外の活動データも記録できる
  2. 睡眠のリズムを記録できる
  3. 記録したデータをスマートフォンパソコンで管理できる
  4. 活動状況に応じたアラートを設定できる
  5. ソーシャルメディアと連携したり、友達と励ましあったりできる

日中の活動データをスマホの画面でチェック

安い歩数計でも、歩行キロ数や消費カロリーといった数値データは把握可能ですが、リストバンド型活動量計では、以下のスクリーンショットのように身体を動かした時間の流れをグラフで表すことができます。

これは、広い画面や描画機能に対応したスマートフォンと連携できるリストバンド型活動量計ならではのメリットです。

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睡眠のリズムを計測

リストバンドを睡眠モードに切り替えると、察知した体動から「深い眠り」(青色)と「浅い眠り」(水色)の棒グラフが作成され、トイレなどで起きた時間帯はオレンジ色で表示されます。

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特に不眠や中途覚醒などの症状に悩んでいる方は、正確な睡眠リズムの計測にUP by JAWBONEのようなリストバンド型活動量計が役立つでしょう。

UP by JAWBONEにある3種類のアラート

UP by JAWBONEには、以下の3種類のアラート機能があり、スマホの画面で時刻などを設定すると、リストバンドが振動します。

  • 目覚まし
  • アイドルアラート
  • リマインダ

目覚まし機能

下図のように時刻や曜日を設定できます。

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アイドルアラート

例えば、8時から17時までの間に15分以上身体を動かしていなかった時に「さぼっていませんか?」という意味合いのアイドルアラートを設定することができます。

ぼーっとしがちなADHDの人にはおススメの機能です。

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リマインダ機能

5種類(就寝時刻、運動、食事、薬、カスタム)のリマインダを設定できます。

過集中という特性から、服薬など日常の基本的なタスクを忘れがちなADHDの人にとってマストな機能です。

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活動データを友達と共有したり、他のツールと連携する機能

UP by JAWBONEには、[プライバシーと共有]という設定画面(下図)があり、同じ製品を使っている友達*1とデータを共有することができます。

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この他にIFTTTというWebサービスを利用して、UP by JAWBONEで計測した活動データをEvernoteに保存したり、Twitterに自動投稿する仕組みなどが用意されています。

参考:UP24といろんなアプリを連携できる「IFTTT」のオススメレシピ6選! | 毎日17時更新!アプリをおすすめするAppBank

主なリストバンドの機能の違いと価格の比較

それでは、主な商品の機能の違いと市場価格を比較してみます。

UP24 by JAWBONE(1万円台前半)

Bluetoothでデータを同期できるので、スマホにプラグで接続する手間が省けます。

UP by JAWBONE(5千円弱)

接続する際にミニプラグを用いるので、これに対応していないスマホもあります。この記事で紹介した機能をすべて備えており、価格が安いことが最大のメリットです。

JAWBONE UP3(2万円台前半)

UPシリーズの最上位モデルで、深水10mの防水機能*2、心拍数の計測ができます。

UP MOVE(8千円前後)

LEDによる時刻表示があるクリップ型の活動量計です。パジャマにクリップを挟んで体動をモニタリングできるので、寝る時にリストバンドをするのは抵抗があるという方におススメ

別売(4千円前後)のリストバンドと組み合わせて時計のようにすることもできます。Apple Watchはちょっと高いかなあと思っている私が次に買いたい活動量計の最有力候補です。

Nike+ Fuelband SE(3万円前後)

Fuel(フューエル)という独自の単位で活動量を測ります。

Nike+ Fuelband SE/fuelband 2 (Black/Volt Medium/Large)

Nike+ Fuelband SE/fuelband 2 (Black/Volt Medium/Large)
価格:28,404円(税込、送料別)

Nike+ Fuel Band(2万円前後)

同じシリーズの最新機種であるNike+ Fuelband SEやUPシリーズにある睡眠リズムの計測ができません。

大まかな印象としては、Fuelbandスポーツなどの運動を促進することに重きを置いており、UPシリーズ日常生活全体のモニタリングを目的としているようです。

デザイン面を比較すると、UPシリーズはカラーバリエーションが豊富ですが、Fulebandはモノクロを貴重としたシンプルなものとなっています。

この他に、1万円前後で入手可能なリストバンドとして、Fitbitなどがあります。

リストバンド型活動量計を使う際の注意点

UP by JAWBONEを使っている私が気づいたことを書きます。

皮膚のかぶれ

リストバンドがあたる部分の肌が若干かぶれたことがあります。今は特に問題なく装着しているので、たまたまかもしれません。

メーカーの公式サポートによると、アレルギー反応を起こすような素材は使っていないとのこと。

肌が敏感な人は、リストバンドがすれないようにジャストフィットするサイズを試着してから選んだ方がいいかもしれません。

ちなみに、ネットショップや家電量販店だけでなく、Apple Storeで取り扱っている商品もあり、実際に使っているスタッフからiPhoneでの連携方法などの話を聞くこともできます。

腕時計の磁気への影響

これまた、サポートは否定しますが、私は同じ腕にはめていた時計の時刻が狂うようになり、「電池交換したばかりなのに変だな?」と思って、時計修理屋さんに行ってみたら、磁気消去で解決しました。

なので、リストバンドと時計を近づけない方がいいかもしれません。

ちなみに、時刻表示ができるリストバンドもあります。

*1:TwitterやFacebookと連携させて、友達を自分のチームに追加します

*2:UPシリーズの他の製品も、生活防水設計はされており、シャワーを浴びる程度なら問題ないとされています。